3年前の日記より
ブックオフには、長い間お世話になっています。買い取りが安すぎるなど、ネットでいろいろと書かれているが、当方はもっぱら買う方なので。
最初のブックオフカードは、白の紙にPPを張った安手のもので、そのあと色が黄色になったが体裁は同じ。ポイントが貯まれば割引券が出た。しばらくカードがない時代があり、その後いまのTポイントカードになった。消費税も5%から8%に変わり、単行本最低100円(税別)時代が長くあり、ブックオフの売り上げ低下とともに、200円に移行しました。
しかし数年前からいわゆるお宝本が少なくなってきた。よく秋葉原で見かけたセドラーも何年か前に姿を見せなくなった。最後に会った時のせりふは、「もうここはあきませんわ。カス本ばっかりや。」でした。
せどりとは、今ではよく知られるようになったが、ブックオフなどの古書店で安くて価値のある売れそうな本を見つけ、アマゾンやヤフオフで売り利鞘を稼ぐビジネス。せどりの情報商材や塾が登場し、入会特典にバーコードを読みとるレーザーが付いていたりした。
それまではISBNコードをケータイで入力して本の相場価格や売れ行きを調べて買う買わないを決めていたが、レーザーの登場で簡略化された。いわゆる「ビームせどり」と呼ばれるものである。一般客からすれば、うざい存在なので、一時は「せどり禁止」の店もあったが、本が売れないブックオフ不況の今は、セドラーは多くの本を買ってくれるお客さんとしてむしろ歓迎されているのかもしれません。
今ではゴールデンウイークやお正月のセールは20%OFFが普通になりましたが、かっては半額セールをガンガン行っていました。新店舗の開店日や半額セールの時は、セドラーが仕入れ時で、客の会話から半分はセドラーではないかと思ったものです。初日にめぼしい本を大量に買っていくので、お一人ひとカゴと制限していました。
こういった光景はもう見られなくなりましたね。
ちなみに元々の「せどり」の意味は、諸説ありますが「背取り」と書いて、本の目利きが、棚にある本の背だけを見て仕入れる価値のある本かを判断し、購入する行為です。古本にまつわる連作集の梶山季之「せどり男爵数奇譚」が有名です。
ブックオフの値付けは、アルバイトでも分かりやすいように、通常価格で出して一定期間経って売れない本や発行年数の古い本は一律100円コーナーに回していました。この中に「お宝本」がたくさんあったのです。ピカピカの個人全集のバラ本などが大量に置かれてあって、店内を一通り回って戻ってくるともうなくなっているといった事もしばしありました。
何年か前からブックオフも賢くなって、古くても価値ある本は、分けて専用のコーナーに置かれてあったり、自社のネットで販売するようになりました。
山手線界隈のブックオフで閉店した「目白店」2013年12月閉店、「高田馬場店(戸山口側)2013年6月閉店、「原宿店」2007年9月閉店、「北千住駅西口店」2015年1月閉店は、まだ記憶に新しいお店でよく通いました。最近は、秋葉原店、池袋サンシャイン60通り店、赤羽駅東口店、近くの千駄木店がメインで、たまに大塚駅前店、上野広小路店、新宿駅西口店、新宿駅東口店に行きます。

